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用語集
ここには CAD 開発時に必要となることがある一般的な用語を載せる。CIRCUS 特有の用語や概念については別ページを参照。
- CAD (computer-assisted diagnosis/detection)
- コンピュータ支援検出/診断。
- CT
- コンピュータ断層撮影。X線を用いて、いわゆる「輪切り」画像で体内を診断する。
- MRI
- 核磁気共鳴画像。強力な磁石内で起きる某物理現象を用いて、輪切りで体内を診断する。
- モダリティ
- CTやMRIなど、病院で使う画像診断装置のこと。
- 脳動脈瘤
- 脳の動脈にできる数mm程度の「こぶ」。破裂するとクモ膜下出血を起こすのでMRIの検診(いわゆる脳ドック)で探す。
- 肺結節
- CTなどで肺の中に写る数mm程度の「かげ」。大抵良性の粒だが、肺癌も紛れているので検診で探す。
- DICOM
- 医用画像を保存・転送する規約名、またはそこで定義されている画像ファイル形式。
- DICOMタグ
- DICOMファイル内に埋め込まれ、撮像条件等の書かれているメタデータ。
- ビューア
- 医用画像(つまりDICOM画像)を表示・観察するための装置。
- PACS
- 病院内でDICOM画像を保存するサーバ群のこと。ビューアを含むこともある。
- レポート
- 放射線科医がビューアで画像を見て記載する所見のこと。
- ボクセル
- 3次元空間上で「ピクセル」に相当する概念を敢えてこう呼ぶ。
- ボリューム
- 3次元空間上で「ビットマップ」に相当する概念を敢えてこう呼ぶ。
- ウィンドウ幅・ウィンドウレベル
- CTやMRIの画像は16bit/pixelのグレースケール画像なので、それをモニタで観察する時の表示条件。いわゆる「コントラスト」と「明るさ」のこと。
- 再構成
- ボリュームを生でそのまま人間が観察するのは辛いことが多いので見やすく変換する手法の総称。MPRやVRが代表。
- MPR (multiplanar reconstruction)
- 元とは別の方向で切ったボリュームの断面図を作り直す再構成手法。あくまで断面図。
- VR (volume rendering)
- ボリュームから、人が立体を眺めているような画像を作り出す再構成手法。見た目はいわゆるポリゴンで作った「3D画像」に近いが、ポリゴンは使っていない。
- アキシャル画像(または軸位断)
- 人間を野菜に見立てた場合のいわゆる「輪切り」の方向で切った断面図。CTの場合はこれが基本。ちなみに画像の左が人間の右になっている。
- コロナール画像(または冠状断、または前額断)
- 前後方向にスライスされた断面図(含MPR)。
- サジタール画像(または矢状断)
- 左右方向にスライスされた断面図(含MPR)。